Pharmacovigilance
安全性情報管理
人々が安心・安全に使用できる医薬品・医療機器を目指して
医薬品・医療機器を使用した際には、期待通りの治療効果が現れる一方で、好ましくない症状が起こることもあります。人々の安全・安心に貢献するため、そのような情報を広く収集して正しく記録・評価し、適切なタイミングで規制当局(PMDA)へ報告することが安全性情報管理のお仕事です。
1日の仕事の流れ
(安全性情報管理 受付/入力担当 K・Mさんの場合)
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9:00始業
出社後、朝礼と症例の確認を行います。
分担を決め、それぞれの担当内容を確認します。 -
9:30受付対応
MRが医師から聞き取った情報や患者さんがコールセンターに直接問い合わせた内容、使用成績調査の情報を入手します。
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12:00昼休憩
昼食はリフレッシュルームで食べることが多いです。
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13:00情報入力
必要な情報(事象名、被疑薬、患者情報、因果関係、重篤性、検査値等)を抜き出し、整理して慎重に入力作業を行います。
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16:00報告会
クライアントとの報告会に出席します。
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17:30終業
やりがい・難しさ
収集された情報に、緊急度に応じた優先順位をつけながら日々対応し続けることが必要です。こうして収集・評価された情報が次の医薬品・医療機器の開発につながる、重要なお仕事です。特に国内で発生した症例情報を処理する場合、その疾患や使用された医薬品について深く理解しないと正しい判断ができないため、常に知識を習得し続ける必要があります。