Interview

社員インタビュー

開発サポート部

クライアントとの信頼関係を感じられることが仕事の魅力。

2016年入社(キャリア採用)

スペイン語学部 スペイン語学科卒

現在の仕事内容を教えてください

製薬企業が新薬販売後に患者さんに新薬を投与した結果を収集する製造販売後調査(PMS)に関連する業務のうち、製薬企業が医療機関と締結する契約書の作成サポートを行っています。契約書には雛形が用意されており、記載する文言はあらかじめ決まっています。調査開始前に、製造販売後調査の実施要項、添付文書、インタビューフォーム等からふさわしい情報を抜き出し、文言集を作成します。契約書ドラフト作成時には文言集から必要事項を記載します。医療機関の情報はWebサイトを確認し、過去に作成した契約書類を参考にしながら、誤りがないよう慎重に進めます。
ドラフト作成の納期は、依頼を受けてから納品までおおむね2営業日以内となっています。依頼を受けたらドラフトを作成し、社内でチェックを行い、MRを通じて医療機関への確認依頼をします。
初回契約書や変更契約書・覚書等の契約書類作成のほか、製薬企業から医療機関への支払い手続きも実施します。メールでのやり取りは、一人あたり1日10~15件ほど、電話での問い合わせもチーム全体で1日10件ほど対応しています。
業務には、年2回繁忙期があります。上半期、下半期の期末は調査実施状況の報告や費用の支払処理業務が集中します。下半期の期末までに調査継続の手続きが必要となる施設もあるため、年度末は忙しくなります。また、調査開始直後も業務量が一時的に多くなります。現在はチームリーダーとしてクライアントである製薬企業の担当者とのやり取りや、イレギュラーな依頼への対応、業務報告等を行っています。

これまでのキャリアおよび、前職と現職との違いについて教えてください

これまで正社員、契約社員、派遣社員と様々な雇用形態で働いてきました。前職では製薬企業のファーマコビジランス部で派遣社員として勤務していました。まさに安全性情報管理の業務を行っている部署でしたが、入力や評価という業務ではなく、製薬企業同士で締結する安全性情報交換に関する契約書作成のサポートを行っていました。
派遣社員の場合、直接派遣先の社員の方から指示を受けますが、受託の場合はクライアントから業務の話を受けるのはリーダーのみで、メンバーはリーダーから指示を受ける、という点が異なり、定められた手順をより厳密に遵守しなければならないという点が大きな違いだと感じます。手順を遵守しなければならない一方で、クライアントのご要望を叶えたいと考えたときに、難しいと感じたことがありました。クライアントに寄り添うこと、クライアントへのフォロワーシップが大事だと考えます。

仕事の難しさ・魅力はどんなことですか

一番難しいと感じるところは、コミュニケーションです。私たちの業務は、安全性情報管理の業務と比べると、比較的納期に余裕がありますが、ドラフトをMRに送ってから最終納品までの期間は案件によって異なり、自分たちではコントロールしにくいと感じることもあります。そのため、いかに相手とのコミュニケーションを通じて、要望を汲み取りながら、最終納品までの期間を短縮できるかが求められます。
反対に、短期間で最終納品まで進められたときは、的確なコミュニケーションや判断ができ、効率良く業務を進められた結果だと思うので、達成感を感じられます。クライアントとのコミュニケーションの中で、徐々に打ち解けて様々な情報共有をしていただけるようになったときは、信頼関係が築けてきていると感じられ、とても嬉しく充実した気持ちになります。それがこの仕事の魅力だと思っています。

やりがい、WDBココで働いて良かったことはどんなことですか

入社してから、オフィス環境も良くなり、従業員のことを考えてもらえていると実感しています。チームリーダーが集まる会議で他チームのリーダーから会社への要望が伝えられたことがありました。その後すぐに改善に向けて動いてもらうことができました。また、入社間もない社員にも、社内研修の運営メンバーとなる機会が与えられる等、経験問わずチャンスが与えられるところは、WDBココの良いところだと思っています。

Message

“チームを超えて仲間意識を持てる環境にしたい”

気になる仕事があれば、まずは飛び込んでみる、チャレンジしてみることで新しい自分を知ることができ、与えられた仕事を一生懸命やっていく間に、面白さに気付くこともあると思います。チームを超えて社員同士のつながりを持ち、仲間意識を持てるような環境にしていけたらと思っているので、一緒に頑張っていきましょう。