Interview

社員インタビュー

安全性情報部

ライフスタイルが変わっても、医薬品業界に関わり続ける。

2012年入社(キャリア採用)

理学部 物質理学科卒

これまでのキャリアについて教えてください

前職はMRとして製薬企業で働いていました。MRの仕事は遅くなる日があったり、宿泊を伴う出張をしたりすることも多かったので、生活リズムが不規則になりがちでした。しかし、結婚をきっかけにもう少し規則正しい生活ができる仕事に就きたいと考えて、WDBココに入社しました。それまではデスクワークをあまりしていなかったので、1日パソコンの前で仕事をすることは新鮮でしたし、繁忙の時期には残業もありますが、決まった時間までに仕事を終わらせるというスタイルが私には合っていました。

入社後どんな経験をされてきましたか

最初に配属になったのは大手外資系製薬企業の製品を担当するチームで、海外市販品の安全性情報管理を行っていました。所属しているチームでは、クライアントが受け付けた有害事象(副作用)に関する症例情報について、規制当局やクライアントのグローバル本社の基準に従ってデータベースへの入力を行い、規制当局への報告要否を判断(評価)しており、私は評価の部分を担当していました。
その後、一度目の産休・育休を取得してから、また同じチームで復職しました。しばらくは症例情報の入力を担当し、その後また評価の担当に戻りました。
二度目の産休・育休を取得した後、初めて別の外資系製薬企業を担当するチームに配属となりました。現在は、一度規制当局に報告された症例情報(データベースに入力されクローズになった症例情報)等から1カ月単位でサンプルを抽出し、間違いなく入力がされているかを、データベースの内容と原資料とを比べてチェックする業務に携わっています。以前担当していた業務とは異なり、日々納期があるわけではなく、1カ月の業務量が決められている中で業務を進めるため、自分で業務の調整がしやすいという点はやりやすいと感じています。
これまで経験してきた業務と大きく異なるのが、社外の方とのやり取りが増えたことです。業務の一環として、他社CROの方ともやり取りがあるのですが、どのように伝えればこちらの意図が伝わりやすいか等をよく考えるようになりました。初めて異動を経験し、違った種類の業務にも携われたことで、また視野が広がったと感じます。

仕事とプライベートの両立は難しいですか

正直なところ、現在夫が単身赴任中で子どももまだ小さいので、今は仕事よりもプライベートの方が大変だと感じています。ただ、子どもの成長は嬉しさを感じることも多いので、大変ではあるけれど楽しみな気持ちの方が大きいです。家のことは割り切るところは割り切り、最低限のことだけにして、諦めること、無理をしないことも必要、そして、仕事は決められた時間で集中して業務する、ということをいつも心がけています。
ありがたいことに、子どもの体調不良等で急に休むことがあっても同じチームの方がフォローしてくださるので、そういった雰囲気には本当に助けられています。ライフスタイルが変わっても医薬品に関わる仕事を継続できて、少しでも患者さんのためになっていると感じられることが、自分のやりがいにつながっています。仕事をしていることで気持ちの切り替えもできるからこそ、毎日がバタバタしていても充実した日々を送り、仕事とプライベートの両立もなんとかできているのだと思います。

Message

“子育てをしながらでも働きやすい環境がある”

自分自身が2回の産休・育休を経て感じることは、周りからの配慮もあり、働きやすい環境で仕事ができているということです。以前に比べると、子育てをしながら働いている社員がだいぶ増えましたね。
会社もこれからまだまだ成長していくフェーズで、チャンスもたくさんあり、希望が持てると思うので、そういった環境で働きたいと思っている方にはぜひチャレンジしてもらいたいです。