社長メッセージ
Message

代表取締役社長 谷口 晴彦

当社は、「仕事の成果の保証と新しい価値の提供を通じて、お客様の課題を解決し、医療の未来に貢献する」を理念として、製薬企業に対して受託サービスを提供しています。

「仕事の成果」の保証と「新しい価値の提供」

事業環境の急速な変化への対応を急ピッチで進めている製薬企業からは、「高品質と低価格の両立」、「品質の安定」、「コストの継続的改善」といった従来のニーズに加え、新たなニーズが高まっています。 それは、フレキシブルな対応、課題へのproactiveな提案等の、課題解決に共に取り組むパートナーへのニーズです。

現在CRO業界で行われているスタンダードなサービスは、労働力の提供が主であり、その人員の質、量の確保がサービスそのものの実施能力、品質、生産性維持の主要因になっていることは否めません。

その結果、品質のぶれ、コストの高止まりといった課題が存在しています。 これらの課題に対して当社は、受託業務のプロセスを常に最適化する仕組みにより、個人の能力・経験への依存度を下げ、高い品質の確保とコスト競争力の両立、品質の安定とコストの継続的改善を実現しています。

具体的には、受託する業務について個々の業務プロセスを分解し標準化すること、業務難易度に応じた適材適所の配置、プロセスへの自動化技術の導入といったアプローチを仕組みによって継続的に行っております。

これらは、1984年に設立した翻訳、メディカルライティングの受託サービス会社からのビジネスモデルの転換を図った、2016年以降の取組みです。WDBグループが人材ビジネスで長年培ってきた業務プロセスの標準化と分業化、ローコストオペレーション、教育の仕組みといった、一般的CROとは異なるアプローチのビジネスモデルです。

CRO業界の中で、異なるビジネスモデルでの挑戦を始めたからこそ、「業界の常識にとらわれず、常に変化する会社」として、当社でしか持ちえない視点と変化を恐れず挑戦するカルチャーで製薬企業の満たされていないニーズに応え続けていくことが価値だと考えています。

今後も、仕組みを日々進化させるための、人材投資、システム投資を積極的に行い、事業環境に合わせて迅速・柔軟に変化に対応し、企業価値を高めるべく社員一同、邁進してまいります。 今後とも格別のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役社長

代表取締役社長 谷口 晴彦